さて、皆さん、以前の講座を大体理解できましたか?
今回の講座を見る前に、以前の発音の基本にもう一度目を通しておいてください。

さて、応用とはいいますが、実はちょっと難しいというだけで、実は基本と 言っても支障はありません。
いわば、一種の分類という程度で思っていて構いません。
では、さっそく講義内容にいきましょう。

前回の講座で使った50音表を出してください。

         50音表   

ほとんど使わないですが、読みに悩んだ時に使ってください。

今回の講義のポイントは、有声子音(濁点のつく音)と無声子音の関係です。
有声子音とか無声子音って言われても良く分かりませんよね。
ちょっと下を見て下さい。


          有声子音  б д г в з ж

                         ↓

          無声子音  п т к ф с ш


アルファベット見ても良く分からないと思いますので、50音表を見てください。
бは、ブ行で、пは、プ行ですね。
дは、ダ行で、тは、タ行ですね。

以下の事が起こると、本来は有声子音でも無声子音の読み方に、またその逆
の事が起こります。

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○有声化

   無声子音のすぐ後に、有声子音が来る時。
     例  экзамен
         エグザーメン(試験)

        отдыхать
         アッディハーチ(休憩する)

   ※青字の所が有声化された無声子音

   1つ目の例の単語は、к → г の読みに代わります。
   2つ目の例の単語は、т → д の読みに代わります。

   ちなみに、2つ目の単語は、дが2つ続くので、ッドゥ、という発音に
   なります。


○無声化

   有声子音のすぐ後に無声子音があるとき。
   有声子音のすぐ後に、ц、ч、щがあるとき。
   単語の最後に有声子音がくる時。(ьが最後ならその前が有声子音)

     例  сказка
         スカースカ(おとぎ話)

        вчера
         フチェラー(昨日)

        Петербург
         ピチルブールク(サンクトペテルブルグ)

        тетрадь
         チトラーチ(ノート)

   ※青字の所が無声化された有声子音

   1つ目の例の単語は、з → с の読みに代わります。
   2つ目の例の単語は、в → ф の読みに代わります。
   3つ目の例の単語は、г → к の読みに代わります。
   4つ目の例の単語は、д → т の読みに代わります。


○例外

   ч → шの発音で呼ぶものがある。(原因不明(;^_^A))
   го → воと読む。

     例  что
         シトー(何(英語でいうwhat))

        сегодня
         シボードゥニャ(明日)

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どうでしょうか?なんとなくでも理解できましたか?
発音が変わるといっても、言葉が詰まらないように読み替えていると考えれば
そこまで難しいものではないと思います。
単語を読もうとして読みにくいと思ったら、今回の発音の規則を思い出して見て
くださいね。


さて、最後に少しだけ単語を覚えておきましょう。

○ 単語

     отец         父
     アチェーツ

     мать        母
     マーチ

     муж        夫
     ムーシュ

     жена         妻
     ジェナー

     вода        水
     ワダー

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次回は、動詞について触れていきます。
これからは、ただ読むだけでなく、露作ができるように勉強していきましょう。
それでは、お疲れ様でした♪